ダリへの道も一歩から

天才と言われている絵画の巨匠は本当に天才なのか?努力によって才能を開花させることはできるのか。

美大志望の美術館めぐりと分厚いカタログの関係

美大を受けると娘が決めたあと、一度だけ娘と二人で美術館巡りをしたことがある。

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美術館がたくさんあるのはやっぱり上野でしょ。ということで、勇んで出かけた東京、上野。
自宅から上野までは結構な時間がかかるので、せっかく都会まで出たからには、いくつかの美術館を巡りたいと娘は言う。

今まで数多くの美術館に出かけたつもりではあるが、基本1日に1つの美術館にしか行ったことがない。
常設展と特別展を続けてみただけでも、結構ヘビーではないか?
それを娘はこともなげにこう言い放った。
「西洋美術館の企画展と常設展を見た後に、東京都美術館を見て、国立博物館に行ったあと、元気だったら三菱一号館美術館に行きたい。」
は?
今、なんと?
いや、企画展と常設展ならいいけどさ。他3つも見れる?
「無理だったら三菱は行かなくていい。」
いやいやいやいや。。。

結局、西洋美術館に行って企画展を見、常設展をみた後、娘だけ東京都美術館に行って、待ち合わせて国立博物館の特別展を見た後常設展を見て帰ってきたのだ。
結局その日娘は常設展を3つと特別展と企画展を回った。

美術館内では
「お母さん遅いと先にいっちゃうよ?別行動にする?」と言われていたのだが、
基本はついていくことにした。

娘は館内ではまるで水を得た魚のようにぴちぴちと歩く。
目当ての絵がどこにあるか知っているのかと聞くと知らないと言う。
一応順路通りではあるが、いやはや早い。

列をなしてゆっくり進んでいる人達がいると、真ん中の空いたスペースをすっと通って行ってしまう。
見たい絵だけみているようだ。
有名な絵を必ずしも見たいわけではないらしい。

「一緒に行ってもいいけど、私は私のペースで行くからね。」
宣言通りではある。
私は美術館に行ったら、説明文など読みながら一つずつじっくり見たい性質なのだが、娘は絵そのものにしか興味ないようだ。
絵もすべての絵を見るわけではなく、じっくり見るのは1~2割だ。
興味のない絵は素通りだ。
街中を闊歩するかのように、あっという間にこの部屋、次の部屋へと移動していく。
「入館料だって結構高いのに…」と言いたい気持ちをぐっと抑える。
くっついてきてしまったのは私なのだ。

展示を見るたびにカタログを必ず買うので、かなりの値段+重さになるのも辛かった。
なんで美術館のカタログってあんなに分厚いのだろう?
紙媒体は重いのだ。結局その日は5冊のカタログを持って帰ることになった。

それから私は娘と美術館には行かないことに決めた。
精神的にも肉体的にもなんだかとっても疲れてしまう。

美術館には一人で行ってもらうに限る。

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