ダリへの道も一歩から

天才と言われている絵画の巨匠は本当に天才なのか?努力によって才能を開花させることはできるのか。

美術予備校油画専攻の一学期どんな課題があったか一覧

美術予備校での一学期が終わった。

浪人生になって3ヶ月ちょっと。

どんな課題があったのか振り返ってみる。

最初は木炭での石膏像デッサン。

まずはラボルト 

講評は『調子はいいんだけど、稜線はね。』だった。

光と影の境目にできる稜線。その稜線を見つける大事さを学んだ。

 

次はパジャント

講評は『まだちょっと白トビしてるね。』だった。

形はどこも同じようではない。形と光との関係をよく理解して同じ白を作らないこと。

あと、背景の割合を考えること。

 

愛しのガッタメラータ 

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講評は、『白と黒をもっと利かす事。情報量の高いところをもっと描きこむこと。』

一番明るいところでさえ色が濁っているから、もう少し白と黒を効果的に使うことを勧められた。ハイライトの白や黒をもっと効かせて。

 

GW明けのマルス

 

 

ベルヴェデーレのトルソー

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講評は『きれいなんだけどね。ちょっとね。白が強すぎ。浮いてるね。あと、足がシワシワだね。』

 足の筋肉の形をうまく捉えるのが課題か。

 

次は、石膏像と静物を組み合わせたもの。

ヘルメスとメタルパイプ

画像は残念ながら取り忘れ

講評は『調子が綺麗でいいんだけど、上の方(ヘルメスの顔の部分)が眠いねぇ。眠いのが気になって見れない。』とのこと。

見てもらえないと講評してもらえない。つまり、今回は講評できないという講評。

 

次にしたのは、静物をボールペン等の消しにくい素材で描く細密画。

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有色デッサンボールペンで細密画

色のついた紙に描く有色デッサン。

 

下書きをして色を付けるグリザイユ+色の三原色のみを使って色をつける。

うまく描けなかったようで、この週は何を描いたか、どうだったかほとんど教えてもらえなかった。

 

その次はヌードクロッキー

男性モデル、女性モデル、見ないで描くとかしていた。

ポーズの綺麗な人や、ムービングなどもあった。

素早く、簡潔にありのままに描写する課題。

この週もどう描けたか、どんな講評だったかは教えてもらえなかった。

唯一娘が言っていたのは『人物描くの嫌い』だ^^;

 

次はドローイング、描く人の内面的な描写を求められる課題。

メインの画材は水彩絵の具。手早く描いていく。

どんな紙を使うかによって、絵の具のにじみ方が違ったりするのが面白いようだった。

この時はよくしゃべっていた。

ドローイングは感覚を主体に描くので、指導する人の好みが講評にダイレクトに出てしまう。

中でも印象に残ったのは、『良いかどうか』という判断の基準は、『額装して部屋に飾って作品に見えるか』どうかだということ。

うまく描けたと思った絵が、『決め手に欠ける』だった講評。きゅっとしまるようなポイントを作品につくるのが大事だ。

この課題が娘的には一番効果的に思えたようで、『自分の描きたい絵』にだいぶ近づけたと感じられたらしい。

 

次は白黒グレーの3色で描く課題

最初は手渡し構成 構図をメインに考える課題。

エスキースをたくさん描いて、自分の中に構図を貯めていく。

次は白黒グレーの3色で紙芝居。

やはり構図メインの課題だが、主役の効果的な配置や紙芝居ならではの流れも考慮しなければならなかった。

構図は基礎。

良い作品を見れば見ただけ。描けば描いただけ力がつく。

 

藝術脳をつくるためのイメージ課題。

言葉からイメージを作って100枚描く。

娘は60枚しか描けなかったが、閃きのシナプスを作るためにも時間を作って描いた方がいいのではないかと思う。

 

美術予備校の一学期はざっとこんな感じ。

細かい講評が入る時もあれば、そうでなく自由な感性を伸ばそうとする時もある。

油絵科ではあるが、この間油絵を描いたのは最初と最後に一枚ずつ計2枚だ。

油絵以外の絵を描くことによって、越えなければならない課題を明確にしていったのだろう。

絵画を描くための基礎力をつける1学期。

様々な方法で力を付けようとしてくれたのだと感じられる。

それを自分の血肉にできるかどうかは本人次第だ。

ちょっと休んで夏期講習が始まる。

久しぶりのインターバル。

休みすぎないようにね。

 

 

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