ダリへの道も一歩から

天才と言われている絵画の巨匠は本当に天才なのか?努力によって才能を開花させることはできるのか。

構図の基礎固め最終日講評

 白黒グレーの三色で描く紙芝居

今回で美術予備校の一学期の、構図の基礎は最終回だ。

正解のない美術だが、構図には良い悪いがある。

良い構図を取らなければ、大学には入れないのが基本的な考え方だ。

※ただし、あえて悪い(不安定な)構図で描く場合もある。この場合は、かなり技術力が高くなければならない。ファッションでいうなら、柄と柄を組み合わせるようなかなり上級なテクニックだ。

そんな高度なテクニックがある大学受験生など皆無に等しい。そんな人は浪人しないで現役で受かるよww

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柄と柄の組み合わせとか、ファッションでは上級テクニック

 

10時半から4時までの講評。

お昼1時間をはさんだので、全部で4時間半だ。

予備校の先生は一枚ずつ丁寧にみてくれる。先生はその間ずっと話していて、学生達はずっと聞いている。

他人の講評であっても、勉強になることが多いので、聞き漏らせない。

一人10枚描いたとして400枚。

となると、一枚あたり40秒くらいで見ていく計算になる。

その中には良いものも悪いものもあるので、もちろんかかる時間はまちまちだ。

 

皆の前に張り出して個別に見ていくので、学生達にとってはキビシイ時間だ。

全体的にレベルが高い学生もいれば、全体的にそうでない人もいる。

でも、全体的にはあんまり良くできていなかったとしても、一枚くらいすっごくいいのがあったりもする。

『これ、なんだかわからないけど、構図としてはとてもいいよね』って先生に褒められたりするのがあったりもする。

いまいちとか、いいかもって思った絵でも『こうすると(少し右にずらすとか)もっと良くなるよね。』って言ってくれたりする。

気が抜けないのだ。

 

意欲的な人が今年は多いのかもしれないと娘は言う。

例年よりも提出される枚数が多かったようで、講評をする先生は大変だったようだ。

去年は一つのパネルに4枚くらい貼って構図を見ていたが、枚数が多い人は6枚とかいっぺんに貼らないと見きれない。

枚数をたくさん描いて、色々な構図を考えた人とか。

枚数が少なくてもクオリティが高い人とか、まちまちだ。

描いている時、思いつかなくてイライラしてる人とかもいたけど、基本は楽しんでやっていた人ばかり。

お題がはっきりしているのが得意な人もいれば、イメージが得意な人もいる。

人それぞれで、他の人の作品を見ているのも面白いようだ。

 

で。

肝心の今回の娘への講評は、『(5段階で)先生からの評価は4.3くらいかな?』とのこと。

評価5みたいな人はいなかったという。

一番高くて4.7くらい。

娘のいる油絵クラスには、多浪生もいるし、絵を描き始めて間がない人もいる。

構図をうまく取れる人もいればそうでない人もいる。

クラスの平均は3.9か3.8くらいだという。

娘はもう3年半も絵の勉強をしているので、ある程度良い構図を取れるのは当然といえば当然だ。

 

構図は基礎なので、良い作品をみれば見ただけ、描けば描いただけ上がっていく。

歌で例えるなら音階をちゃんと取れるかどうかに似ている。

でも、

音階をとれるからといって、歌がうまいわけではないのと同じように、良い構図をとれるからといって、素晴らしい作品を作れるわけではない。

あくまで基礎力なのだ。

 

ただし、逆もまたしかり。

音階が取れない人に歌がうまい人がいないことと同じように、良い構図を取れなければ良い作品だと評価されない。(上で説明したような例外はあるけれども)

 

一学期の目標は基礎力の向上。

ただなんとなく予備校に通っているだけで基礎力が上がるわけではない。

どのくらい成果がでたかは、本人次第だ。

 

 

 

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