ダリへの道も一歩から

天才と言われている絵画の巨匠は本当に天才なのか?努力によって才能を開花させることはできるのか。

美術予備校最初の1週間は今日まで。

美術予備校が始まって、最初の5日間で3つの課題が出された。

資質を見るためらしい。

資質とは、生まれ持った才能のことだ。

※素質とは適正のこと。似ているけど、違うんだなぁ。思わず調べてしまった。 

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課題①油絵 私について

油絵『私について』は2日で油絵を1枚仕上げた。

同じ大きさの油絵を2ヶ月前まで6時間で仕上げていたので、今回は倍の12時間かけられた。描きこみたいところをしっかり描きこめたようだ。

今回の問題は『私について』というお題なので、『私』という題ではない。と娘は言っていた。

どう違うのか私にはよくわからないので、今度詳しく聞いてみるつもりだ。

 

課題②デッサン 自画像とLK紙を構成して描きなさい。

LK紙というピカピカ光る紙を渡されて、自画像と組み合わせて描くお題だ。

木炭で1日で仕上げた。

最初娘は2日かけられると思ってゆっくりやっていたらしい。お昼の時点で1日だと分かってあせったようだ。

芸大の一次のデッサンとかに近いかも。発想力全般をみているのかな?

 

課題③石膏像を描きなさい:モリエール 

石膏像は、デッサンの中でも難しいので、高校の恩師P先生は『石膏像と手が描ければなんでも描ける。』とおっしゃって言っていたそうだ。

「現役時代の予備校のw先生は石膏像となんて言ってたかなぁ。とりあえず石膏像を描ければ、半分くらいはどんなものでも描けるようになるみたいだよ」

って覚えてないんかいっ!!あと半分はどうやって描けるようになるんだよっとつっこんでやりたい気持ちをぐっと抑える。

娘は石膏像全般が苦手だ。美学生の課題で出される石膏像はギリシャやローマなどの西洋人の像ばかりだが、娘が描くとみな東洋人ぽい骨格の、やさしげな顔つきになってしまう。

 

問題の出し方によって、同じ石膏像でも描き方を変えねばならない。

「『石膏像を描きなさい:モリエール』って書いてあったから、石膏像らしく描かないといけないんだよね。静物としてではなく。」

問題文の出し方によって、出題者の意図が変わってくるという。

「たとえば、綺麗な光の中に石膏像が置かれていて、『静物を描きなさい』という問題なら、石膏像っぽくなく描いてもいいと思うんだけど、『石膏像を描きなさい』という問題の時には石膏像を石膏像らしく描くことが大事になってくると思うんだよね。

そのモチーフを『静物』と捉えるか『石膏像』と捉えるかで描き方が全然違ってくるの。

課題文に『石膏像を描きなさい:モリエール』って書いてあったから、石膏像を描くときの基本のいい構図で今回描いているんだ。

ただ、ちょっと自己解釈的なものを加えてアレンジして描いているつもり。空間把握的なニュアンスを加えてって感じかな。」

 

空間把握的ってどういう意味かさっぱりわからなかったのだが、とりあえず今回はそのままふんふんと聞いておいた。

 

娘が初めて描いた石膏像はラボルト(ギリシャ、パルテノン神殿出土した破風彫刻の一部で痘痕(あばた)のヴィーナスと呼ばれている むろんレプリカ)だったが、ギリシャ女性のはずなのに、思いっきり日本人顔になっていた。

どうしても娘はどんな強面の石膏像でも、女性っぽい柔らかな表情にしてしまう。

今回描いているモリエールはフランス人の劇作家だ。確かに髪は長いが、口ひげをたくわえた西洋人男性なので、女性らしい柔らかな表情を浮かべているわけにはいかないのだ。

 

「明日は女顔をどうにかしないとなぁ。」

とため息をつく様に言っていた。

 

資質の確認は今日で終了する。明日はデッサンの講義、6時間まるまるやるそうだ。

その後は石膏像デッサンの嵐、ラボルト、パジャント、ガッタメラータ、ブルータス…と続いていくらしい。

 

美術予備校最初の一週間は今日で終わる。

今日までは自由に描いていい課題だったが、次の作品からはどんな指導が入るのだろうか?

 

とっても楽しみである。

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